祭囃し編クリアー感想。

52個目のカケラ見ました。うん、つまりは悟史と沙都子の再会が見たかったら自分で
描けってことだな!と思いました。くっそ……!描いてやろうじゃねーか!(そのうち


感想。誰も欠けないハッピーエンドで本当によかった。最終回ということで、
昭和58年の6月を越えれるというのはお話的にもう決まったようなものでしたが、
入江と詩音と葛西さん、そして悟史くんには何度もハラハラさせられました。
鷹野さんはあれはあれで良かったんじゃないかな、と私は思います。
裏エンディングは確かに両親の死に始まる不幸はなくなったけれども、両親の死を
初めとする不幸の先にあった富竹という存在に出逢えなくなるというのもある意味では
不幸かな……と。祭囃し編は、そう思えるほどに鷹野さんと富竹の関係が良かったです。
皆殺し編では圭一たちの活躍によって救われた沙都子が、祭囃し編でもまた村人たちに
暖かく迎えてもらえるのだろうかと心配していたのですが、お魎が自ら沙都子を受け入れた
ことも嬉しかったです。詩音が今回も沙都子と仲が良くて嬉しかった。赤坂が来てくれたことが
嬉しかった。悟史くんが生きてて嬉しかった。嬉しいことだらけでした。
皆殺し編雛見沢症候群の話が出て、私も多少なりともそれに拒否反応を示しましたが、
私がそうだったように祭囃し編をプレイしてそんな些細なことはどうでも良くなった人も多いんじゃ
ないかなと思います。暇潰し編の箱選びや皆殺し編というタイトルによって「どうせ今回もダメなんだ」
とプレイヤーに思わせ、ゲーム中にズバリそれを突かれたように、皆殺し編において雛見沢症候群なんて
非現実的だ、有り得ないとプレイヤーに思わせることがそもそも竜騎士さんの狙いだったのではないかと
祭囃し編をプレイしていて思いました。……思えば祟殺し編において叔父殺しを話した圭一に対し
信じるふりをしながら圭一を拘束しようとしていた入江は、状況が悟史くんと全く一緒であることに
気付き、圭一がL5の領域に達していることを悟って助けてあげようとしていたんだろうなあ……。


語り足りない気もしますが、とにかく竜騎士07さん、素晴らしい作品をありがとうございました!