「invisible sign -イス-」感想。

「invisible sign -イス-」感想。

クリアーエンディングリスト
聖和学園殺人事件ルート『氷の花』
聖和学園殺人事件ルート『禁断の月』
聖和学園殺人事件ルート『夕陽に溶けた過去』
聖和学園殺人事件ルート『もうひとりの自分』
・心霊恐怖ルート『伝説の森』
・幼児誘拐事件ルート『時効』
・幼児誘拐事件ルート『真実』 他デッドED3種


でフルコンプしました。


見つかんねー分かんねーと思ってたら幼児誘拐事件ルートの『真実』は
それ以外のエンディングを(デッドED含め)全部見ると最下部に氷のマークが
出てそれを見ると埋まるという……埋まるという……(ドンガラガッシャーン)
気付くかこんな小さなマーク!!凝ってるといえばそうですが……クッ!


以下感想。


激しい萌えはなかったものの話はまあまあ面白かったという感じです。
学園サイコホラーの雰囲気は出てたし謎が解けていく面白さもありました。
全体的には綺麗にまとまった佳作という印象。イスはキャラを攻略していく
BLゲームではなく選択肢を選ぶことによって物語が変化していくBL要素有りの
サイコホラーなので萌えたりないと言うか食い足りない感じはありました。
もっと執事成宮とラブりたかったと言うか結局想い遂げてねーよ!という……
まあその辺は既に続編が予定されているらしいのでそっちに期待しろということ
なのかもしれませんが。全年齢の割に性描写が多いくせに一部のキャラとしか
ないなんてなあー(しかもシュンの襲い受けばかりで舜受けはほぼナシ)


もっとシュンが暴れ回るのかと思っていたらたまに出てくる程度だったのが
残念といえば残念で。真琴の正体は行方不明の兄だろうと最初から踏んでいたら
思わぬ引っ掛け(ひねり)があったり。ストーリーとキャラ紹介を見ただけで
お約束パターンで親友が兄だな!と思っただけにそれ以上にひねってあったのは
意外性あってよかったです(結局どうだったかはプレイした人のみぞ知る)。


イスにおける萌えキャラランキング
1.三宅真琴 2.紀村凛 3.成宮英明 4.和久井遼


と言う訳で予想外にも主従萌えより親友萌えが勝ちました(笑)。
むしろ真琴のキャラが良すぎてこれで好きにならないわけがない。
真琴と舜はボーイズラブ要素ナシというか全然進展しないのでこの辺も
続編に期待しろということなのかと……凛はもう、強気な女の子な感じが
凄く可愛かったです。雪野五月さんの演技がまたかわいい……(もう否定しない)
どうでもいいですが雪乃五月から改名したんですねこの方。知らなかった……


音楽はCMムービーで使われているpervertedが一押し、主題歌もハマりました。
あとは人物相関図(クリアーするたびに複雑になっていく)は面白いなあと。


そういえばバグは私がやった分にはなかったです。
誤字もなかった……と思うんですが脳内変換してる可能性もあるので多分
無かったの方向で。事前にこのメーカー(?)はバグが多いと聞いていたので
意外というか「……あれ?そういえばバグなかったな」な感じでした。(ぉ
体験版と変わらず選択肢が主人公の行動に反映されない(例えば薬を飲むか
飲まないかで薬を飲むを選んでも薬を飲む描写がない、どちらを選んでも同じ
会話が進む)のはどうかなあと思うんですがまあ慣れると気にならない……
でも続編では直して欲しい箇所ですね。あとスキップすると画面が止まって
しまってどこまでスキップしたのか分からないんですが私だけですかね……。


総合点数……75点。サイコホラーなBLゲーをやってみたい人にはオススメ?
BLですがラブ要素は低いのでくっつくのを期待すると肩透かしくらうかもしれません。