「いちご100%」の最終回。(酷評)

いちご100%」の最終回。(酷評)

あ り え な い 。


心のモヤモヤが晴れません。なんで、なんで西野なんだ!?この何とも厭な感じはさながら
アニメ版君が望む永遠の最終回を見たときのやるせなさに似ている。綺麗に終わったけど、
西野との再会は描くべきではなかったのではないか。西野との再会に思いを馳せる主人公、
会ったら西野に何と告げるか、それは読者に委ねても良かったんではないかと思う。
こういう三角関係モノは読者に主人公が最終的になぜその娘を選んだのかを納得させる
ことが出来ないのなら結末は描くべきではないだろうと。あーーーやるせねえ。
せめてラストを主人公と西野のイチャつきシーンだけで終わらせずこずえちゃんとあの
塾の不良っぽい男が付き合ってるシーンや、東城さんと天地が会っているシーンなどが
描かれていたら良かったんですが。今まで主人公を好きだった女の子たちも主人公以外の
男性を好きになっていって今幸せなんですよ、というフォローがまだあったら良かった。
けどあの終わり方じゃあ、幸せなのは主人公と西野だけなのがなんか……こう……!
別に西野が嫌いなわけじゃないですが、納得いかん。君が望む永遠水月エンドが自然な
流れという人とは一生分かり合えないと思っている私ですが(ぉ そこまではいかなくとも
なんかなあ。まあ東城さんみたいな素晴らしい女の子は主人公には勿体ないと!主人公と
くっつかなかったおかげで東城さんにはもっと素晴らしい男性との未来が待っているのだと!
そう思えばいい話なのですが。せめて天地あたりでそれを匂わせるシーンが欲しかった……。