「ひぐらしのなく頃に解・罪滅し編」感想。(※ネタバレ有り)

凄かった……!まさに解というのに相応しい内容だと思いました。
今回はカットインが挿入されたり視点が圭一からレナに変わったり第三者(神視点)に
変わったりと新しい試みがいくつかありましたが、個人的に面白い演出だと感じたのが
レナ視点だと最初は文字の色がピンクなのに、徐々に徐々に赤くなっていき最後には
真っ赤になっていく点。本当にちょっとずつ変わるので、最初は色が変わっていって
いることに気付かず、不意に「……あれ?こんなに赤かったっけ?」と気付いた瞬間、
その演出の上手さに思わず感心してしまいました。レナの狂気が深まっていくごとに
可愛らしかったピンクの文字が狂気じみた赤に変わっていく、それもいきなり真っ赤に
なるのでなく、徐々に徐々に、プレイヤーがすぐには気付かないように変わっていくと
いうのは、本当によく思いついたなあと。内容は前作の目明し編とは全く違う「解」的
内容となっていて、圭一が鬼隠し編で辿ってしまった自分の顛末を思い出したことに
よって正しい道を選び取ろうとする様は某infinity loopなゲームを思い出しました。
梨花ちゃんはさながらブリックビンケルさんか?圭一と某主人公は声優も同じですね。


まあそんなことはともかく鬼隠し編での自分の過ちに気付いた圭一が魅音に謝るシーンは
とにかく感動モノでした。この辺の答えはネットで正解が出回っていたので大した驚きは
ありませんでしたが、まさかそれを圭一が謝るシーンが見れるなんてなあ。感動しながら
照れる魅音に萌えまくりでもうどうしようかと。萌えたといえば目明し編に続き今回も
葛西さんに萌・え・た……!ヤバイよヤバイよ葛西さん。なんで素敵なヒゲグラサン。
茶店で出てきた瞬間「ま……まさか!?」と思ったら本当に葛西さんで思わず
葛西さんキターーー!と叫んでしまいましたよ。しかもパフェ。甘いもの好き……!
若い子にモテていいねーと茶化す詩音と堪忍してくださいな葛西さんにきゅんきゅん。
あと今回初めて一枚絵がありましたがあれはなかった方が以下略。


罪滅し編でのレナのリナ殺害と崇殺し編で鉄平がヒモをしていたホステスがいなくなった
(殺された)件は同一人物でありながらも死んだ経緯に関しては関係ないんでしょうかね。
今ちょっと祟殺し編の冒頭やってみたら指に五寸釘やら耳をそがれてとか書いてあったんで
祟殺し編でホステス=リナが死んだのは罪滅ぼし編のようにレナが密かにリナを殺害して
いたからというわけではなさそうだなあと思ったのですが、そもそもそれだったら鉄平は
レナの家に行っている(=レナに殺される)はずなので、祟殺し編においてはリナは
レナの父親と交際関係にはなかったってことなんでしょうか。


あと今回のオチはレナが部活メンバーを虐殺して終わりなのかと思いきやまたも
飽きさせない意外な展開で爽やかに終わったー!と思ったらその日の夜のうちに
梨花ちゃんは惨殺され、次の日には雛見沢大災害が発生して全員死亡というのが
何とも……レナはそのときになってやっぱり自分が正しかったと後悔し、圭一を
恨んだのかなあと思うと切ないですね……いや寝ているうちに起きたんだっけか。
まあ私の頭では推理なんて出来るはずもないので今から考察サイト回って来ますよ!