うみねこのなく頃に散・EP6感想。

ベルンカステル梨花)の領主=フェザリーヌ=フェザー=羽入=おやしろさま=八城十八?頭に浮いてる角っぽいもの、和服っぽい服(特に袖)、あうあうローラ、「人の子よ」、判断を駒のベルンカステルに投げた(昭和58年を抜けることを諦め永遠に繰り返すことを選んだ)と、フェザリーヌは羽入ということでいいんでしょうか。あとうみねこにおける前髪パッツンの多さは異常(ベアト・ベルン・フェザリーヌ・縁寿・絵羽・楼座)。

EP6は妹ベアトがとにかく良かったです。あの素直で健気な感じがたまらん!嘉音にベアトリーチェは妾じゃないとと言われ、以前のベアトの口調を真似つつ戦人に対して素が出るのがホントかわいかったです。以前のベアトは消えてしまったけど、EP6を読み終えて今のベアトが以前のベアト以上に好きになったので、以前のベアトに戻って欲しくは(今のベアトが以前のベアトの娘とするなら、以前のベアトが蘇る代わりに娘のベアトに消えて欲しくは)ないなあと。ジャケットが妹ベアトの後ろに怖い顔をした姉ベアトだったのでいつ姉ベアトが豹変するかとビクビクしてましたよ……最後までいい子だったな姉ベアト。ワルギリアとロノウェとガァプの出番が少なかったのは残念でした。そして完全スルーな金蔵(嘉音の回想にちょっと出てきたけど)。嘉音曰く家族がいないところでは子供のような顔を見せることもあったようで、やっぱり金蔵いい人説を推したいところです。家族に対しては当主として威厳を保つために厳しい面しか見せてこなかったけど、厳しい面だけじゃなかったというところに期待したい……!嘉音と紗音がふたり同時に幸せになれないのは、やっぱり嘉音と紗音が同一人物の別人格だからどちらかしか幸せになれないってことなんですかねー。

そして今回も下位世界は途中(第2の晩)で話が終わってしまったわけですが。前回も途中で終わってしまったので、今回は最後までやって欲しかったなあ……!結局今回明かされなかった戦人の脱出方法や前回の19年前の男など、いろいろな謎はフェザリーヌの言う通りEP7ですべて明らかになるんでしょうか。天草と小此木の電話はやっぱり天草が縁寿を殺すってことなんですかね〜。EP7はベルンカステルゲームマスターということで、きっとエグイ話になるんだろうなあ。EP5に続き今回もラムダテルタは良かったです。ラムダデルタの地獄というのはやっぱり田無美代子だった頃の施設でのことなんだろうか。ヱリカもむかつくけどやっぱりベルンほど悪いキャラではなかったなあ。潔い散り方でした。

ベアトがなぜ生まれたのかを示唆するシーンにおいて戦人がお淑やかな子は苦手で朱志香のようなタイプが好みだと言っていましたが、あの言葉を戦人に言われたお淑やかな女性がベアトを生み出したベアトの正体ともいえる人物なのかなあと思いつつ、そんな女性は紗音しかいない件。紗音は子供の頃は譲治より戦人と仲が良く、戦人は紗音に「また来るぜ、シーユーアゲイン。きっと白馬に跨って迎えに来るぜ」という程度には好意があったらしく。でも戦人に自分のようなお淑やかな女性より朱志香のような女性がタイプと言われたショックからベアトを作り上げた?(戦人はゲームの舞台である1986年に嘉音と初めて会ったようなのでこのときベアトと嘉音の人格が出来た?)もう戦人を愛せないというのは戦人を好きだった気持ちをベアトという架空の人物を作り上げることで気持ちを消した&今の自分には譲治(紗音と嘉音が同一人物なら朱志香も)がいるから?真里亞のクイズの答えが明かされなかったのも、ちゃんとEP7で説明されるんでしょうか(あれが戦人脱出のヒントになってるのかなあとも思いつつ)。とにかく今回も面白かったです。